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今回のブログは、ワーク・モチベーション(本能論)というテーマでお話します。

ワーク・モチベーション(本能論)

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モチベーション(動機づけ)は、私達が日常的に用いる『意欲』や『やる気』を問題にする際の心理学用語です。
そして、仕事場面におけるモチベーションは特に『ワーク・モチベーション』と呼ばれ、産業組織心理学でも多くの研究がなされてきました。
それでは、今回は、その背景となる理論の一つ『本能論』について説明したいと思います。

 

1.本能論

古くは、モチベーションは本能と考えられてきました。
20世紀初期、人は外部から動かされなくても自ら行動する存在であって、環境と同じ位、その人自身の本能や本性が行動の決定に関わっているというフロイトらの本能論が主流でした。
しかし、現代では、生得的な本能による行動は高等生物ほど少なくなり、経験の影響が強くなると考えられています。
特に、人は、純粋な形のままの生得的な行動が保存されていることは稀であるとされています。
そうしたことから、現在では、『欲求理論』、『動機づけ理論』がモチベーション概念の主流となっています。
ただし、フロイトらの本能論も、人は外部から動かされなくても自ら行動する存在であること、全ての人は一人一人生物学的に異なっていて、行動はその動機づけと目標を理解するものである、などという生物学的効力を指摘したことを、欲求階層理論を提唱したマズローによって評価されています。

 

それで、モチベーション理論の他の理論については、次回以降、ご説明したいと思います。

 

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