NO113.『勇気づけ』の4つの注意点
『勇気づけ』は、ほぼ『内発的動機づけ』であるというお話をしました。
『内発的動機づけ』は、相手の中にある好奇心や達成感などの欲求を活性化させ、活性化された欲求(動機)に変えることです。
ただ、『勇気づけ』では、注意すべき点がいくつかあります。
『勇気づけ』の4つの注意点を以下に示します。
①『ほめる』ことは、『勇気づけ』ではない
『ほめる』ことは、『ごほうび』の一種です。
子どもは、かえって『プレッシャー(圧力)』を感じて、『意欲』を失ってしまいます。
『結果』に対して『ほめる』と、相手は『結果』をずっと出し続けなければ、認められないと感じ、『意欲』が減退していきます。
②『激励』は、『勇気づけ』ではない
「大丈夫!!」、「頑張れ!!」、「もっと元気を出して!!」と『激励』すれば、相手もその気になると思いがちです。
しかし、相手は、『激励』されなくても、「頑張ろう」、「元気を出そう」と思っているのです。
その『激励』が強ければ、強いほど、相手は『プレッシャー(圧力)』を感じ、そして、「自分の気持ちを分かってくれていない」と『共感』してくれていないと感じ、『意欲』が減退していきます。
③共によろこぶことが『勇気づけ』
『勇気づけ』とは、相手の立場に立って、相手のよろこびを感じ取り、共によろこびを『共感』し合うことをいいます。
『勇気づけ』は、『上下関係』で相手に『ごほうび』を与えたり、『ほめる』ことで、相手を『動機づけ』、自分だけがよろこぶことではないのです。
相手のよろこびに『共感』し、共によろこぶことで『尊敬と信頼』の関係ができ、『継続的な動機づけ』ができるようになります。
④共に悲しむことは、必ずしも『勇気づけ』にならない
相手が悲しんでいる時に一緒に悲しむことは『勇気づけ』にならない場合もあります。
その行動は相手を憐れむ『同情』になりかねないからです。
もし、相手が何か失敗したことに悲しんでいるのならば、共に悲しむことは適切ではないでしょう。
なぜなら、『勇気づけ』というものは『尊敬と信頼』の土台の元になりたっているものであり、その行動をとるよりも、『未来志向』の方法を探るべきでしょう。
以上が、『勇気づけ』の4つの注意点でした。
これを活かし、生活や仕事の場面で、実践しましょう!!
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