
遊戯期(3歳から6歳位まで)でのお父さん、お母さんの課題は、『しつけ』VS『積極性』の中で、いかに子どもの『課題(欲求)』である『積極性』を養っていくかであり、そのためには、その逆、『発達の危機』である『罪悪感』ついて知る必要があるとお話ししました。
ここで、子どもが『積極性』を獲得できないケースについてお話をしていきましょう。
子どもは、親を見て、『親の自我状態』などの性質を自分の中に取り込んでいくというお話をしましたが、『親の自我状態』の性質には、2種類あります。
1つが、『批判的な親(CP)』で、理性的ではありますが、批判的で、力で押さえつける傾向があります。
もう1つが、『養育的な親(NP)』で、優しく、子どもの要求を守ろうとしますが、過保護になる傾向にあります。
子どもが、『好奇心』や『探求心』の『欲求』を満たしていこうとした時、行動範囲も広いので、『外部(友達)との関わり』がおこなわれると、『外部(友達)とのトラブル』も出てきます。
その時に親が過度の『CP』により厳しすぎるしつけがおこなわれると、「親に迷惑をかけてしまった・・・自分は悪い子だ・・・」と過度の『罪悪感』を感じ、『積極性』は得られないでしょう。
また、過度の『NP』により『外部との関わり』を制限されるなど過保護に扱われると『外部と関わりたい欲求』を阻害され、「自分は悪い子だから、外に出てはいけないんだ・・・」と過度の『罪悪感』を感じたりします。
あなたの子どもは、何か『罪悪感』を抱えたままでいらっしゃいませんか?
札幌・東京 カウンセリング こころの相談所はオンラインカウンセリング(オンライン悩み相談)、テレビ電話カウンセリング(LINE電話悩み相談)、電話カウンセリング(電話悩み相談)、メールカウンセリング(メール悩み相談)を当カウンセリングルームのホームページから24時間、365日、受け付けており、東京、横浜、千葉、札幌、さいたま、仙台、名古屋、大阪、京都、神戸、広島、福岡など日本全国で悩み相談、心の相談ができ、心理カウンセリングができます。