NO127.『勇気づけ』の言葉かけ(実践編①)

NO127.『勇気づけ』の言葉かけ(実践編①)

札幌市 カウンセリングルーム こころの相談所

 


このブログで、『アドラー心理学』の最も重要なスキル『勇気づけ』について、いろいろと学んできました。

今回は、事例を元に相手に対して、どういう言葉かけが『勇気づけ』になるのか、実際にかんがえていきましょう。

×:悪い例
〇:良い例
★:ポイント

例1.相手が元気のない様子の時
×:どうしたの?しっかりしなさい!!
〇:元気がないの?何かあったの?
★×の対応では、詳細が分からずに終わってしまいます。
〇では、まず、相手の感情を確認し、そして、その原因について尋ね、『信頼』を得られる対応になっています。

例2.子どもの太郎君が、テストで100点をとって、喜んでいた時
×:すごいね。今度も100点とるんだよ。
〇:すごいね。太郎、勉強頑張っていたからだね。太郎が喜んでいるとお母さんもうれしい。
★:×は一見、何も悪くないように見えますが、『アドラー心理学』で見るとダメな対応です。
この対応だと100点をとったという『結果』だけをほめています。
『アドラー心理学』では『ほめる』ことは、あまり良いことと考えられていません。
これだと、こどもは、100点をとらないとほめられないと感じ、『ほめる』ことの効果も薄れたり、逆にプレッシャーを感じてしまいます。
〇は、勉強を頑張っていたという『プロセス』をほめ、その『結果』100点をとれたんだねという話をしているので、自分自身の中でやる気が湧いてきます。
これが、まさに『勇気づけ』です。
そして、お母さんは、太郎君が喜んでいる姿を見て、喜んでいます。
これを『共感』といい、『相互信頼関係』を築くには重要なことで、自発的にお母さんを喜ばせたいと考えるようになります。

 

 

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