『連続アンカリング』は、札幌『カウンセリング こころの相談所』独自で考えた心理療法です。
1.『連続アンカリング』とは
『連続アンカリング』とは、【反応】をしっかりと『イメージ』しながら、言葉に出して言ったり、『セルフトーク』したりを連続してつないで反復することで、『連続したアンカリング』をおこなっていくことです。
【きっかけとなるストレス反応】から始まり、『接続詞』を使い、【ポジティブな反応】を連続でつないでいき、最後は【『目標』の改善した反応】につなげるという流れになります。
同じ【反応要素】の【ポジティブな反応】を連続でつないでもかまわないです。
2.『接続詞』の例
以下に、『接続詞』の例を示します。
『接続詞』は、2~3つ位つなげたりしても良いです。
- ~なので
- ~のため
- そして~
- ~だから
- ~になると
- なぜなら~だから
- 当然~
- ~によって
- そう~
- 予想した通り~
- いつものように~
- そのようになることで~
など
3.『連続アンカリング』の『イメージ図』
『連続アンカリング』の『イメージ図』を以下に示します。
4.『連続アンカリング』の『計画書』を記入する
- 【きっかけとなるストレス反応】の【反応要素】と【内容】を記入する
- 【『目標』の改善した反応】の【反応要素】と【内容】を記入する
- 各【反応要素】の【ポジティブな反応】の【内容】をできるだけ記入する
5.『計画書』を元に『連続アンカリング』の反復をおこなう
『計画書』を元にしっかり『イメージ』しながら、思いつくままに、『連続アンカリング』を反復しておこないます。
6.『連続アンカリング』の評価・分析をおこない、『評価・分析書』に記入する
『連続アンカリング』をおこなってみた『評価』(反省点の洗い出し)、『分析』(改善方法の検討)をおこない、『評価・分析書』に記入します。
7.『評価・分析書』を元に『次の計画』を記入する
『評価・分析書』を元に、『連続アンカリング』の『再計画』をします。