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札幌 カウンセリング こころの相談所のブログのページです。札幌 カウンセリング こころの相談所は、豊富な心理カウンセリングサービスで北海道だけではなく、松山、高松、徳島、高知などの四国地方でも悩み相談や心の相談を受け付けています。今回は、子どもの行動の『目的』を知り、子どもの困った行動に対処しましょう!!というテーマでお話します。前回の【心理カウンセリングと心理学】のブログは、アドラー心理学の理論、人間の行動には目的のない行動はないということをお話しました。つまりそれは、人の行動から、その人の目的を読み解くことが可能ということになります。今回の【心理カウンセリングと心理学】のブログは、子どもの行動の例より子どもの行動の目的を読み解いていきたいと思います。行動よりその人が何を目的としているのか読み解く手法は、札幌『カウンセリング こころの相談所』心理カウンセラーが有効なカウンセリング手法として使用しています。

NO119.子どもの行動の『目的』を知り、子どもの困った行動に対処しましょう!!

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前回の【心理カウンセリングと心理学】のブログで、人間の行動には必ず『目的』があり、その『目的』をしっかりと知らないと、行動を変えることができないことをお話しました。

 

それでは、今回の【心理カウンセリングと心理学】のブログで、例を挙げて、その行動『目的』『対処方法』を考えてみましょう。

 

子どもの「かまって、かまって」行動がおさまらない時の『目的』『対処方法』

例えば、お母さんが洗濯や台所の仕事などの家事をしている時に、子どもが「遊んで」と言ってきます。
子どもは、『遊びたい欲求』が強い生き物なので、何度も「遊んで」を繰り返していくでしょう


そこで、お母さんが家事の途中で、「しょうがないわね、ちょっとだけよ」と言ってしまうと子どもは「粘って要求すれば、自分の思い通りに行くんだ」ということを学習してしまうのです。

 

そうなると、今度は、泣いたりわめいたりして要求します。
でもそれは、自分の『目的』を果たすための作戦なのです。

 

子どもの行動は、親が要求を聞いている間、どんどんエスカレートしていきます

 

それなら、「『無視』し続ければいいの?」と思われるかもしれませんが、人間にとって、特に子供にとって『無視』は心を深く傷つけてしまいます

そこで、『代替案』として、『お手伝い』をお願いするといいでしょう。
お母さんと一緒に家事をし、子どもを『勇気づけ』ながら、家事をして、「ありがとう」と言葉をかけてあげれば、家事も子どもにとってやりがいのあるものと変わるでしょう。

 

あと、「〇〇時から〇〇時に遊んであげる」『約束事』『ルール』を作ることも効果的です。

無視した場合

『無視』は最もつらいことなので、怒られてもいいから『負の注目』をされるため、いたずらなどの不適切な行動を始めます
それでも、『無視』することを続けると子どもは、親に愛されないことに耐えられないので、「かまってもらいたい」という『希望』『感情』捨て『無気力』で、『自閉的』な子どもになってしまいます

 

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