NO258.並行注目・多重反論法-札幌 カウンセリング こころの相談所【心理カウンセリングと心理学】ブログ
今回のブログは、並行注目・多重反論法というテーマでお話していきます。今回の【心理カウンセリングと心理学】のブログは、札幌『カウンセリング こころの相談所』が考えたカウンセリング技法、並行注目・多重反論法についてお話ししていきたいと思います。

NO258.並行注目・多重反論法

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『並行注目・多重反論法』は、札幌『カウンセリング こころの相談所』が独自に考えた『並行注目法』と『多重反論法』を組み合わせた心理療法です。

 

今回の【心理カウンセリングと心理学】のブログは、その『並行注目・多重反論法』についてお話をしていきます。

 

『並行注目・多重反論法』の流れ

1.日常生活の中で習慣的に現れる【ネガティブな自動思考】を捕まえる

日常生活の中で習慣的に現れる【ネガティブな自動思考】を捕まえ、メモをする。
(この段階では、それ以上、【ネガティブな自動思考】に触れないようにする。)

 

2.心が落ち着く環境で【ネガティブな自動思考】を検証し、ポジティブな【思考】、【気分・感情】になり、ポジティブな【行動】ができるようになる『計画』を立てる

(1)【ネガティブな自動思考】がどの『推論の誤り』に当たるのか検証する

 

(2)【ネガティブな思考をした人や物事】を『リフレーミング』し、『並行注目法』でいろいろな『正の注目』をおこなう複数の自分を作り上げる

ネガティブな思考をした人や物事に『リフレーミング』をおこない、『並行注目法』でいろいろな『正の注目』をおこなう複数の自分にどのように『ポジティブな面』を『注目』するかを具体的に記入する。

 

(3)それぞれの『正の注目』をおこなう複数の自分で『多重反論法』で3段階の『反論』をおこない、表面に形として現れるように【ポジティブな行動】をする
①各『正の注目』をおこなう複数の自分に【ネガティブな自動思考】に対し、『負の注目】で『反論』するセルフトークを作り、記入する
②各『正の注目』をおこなう複数の自分に【ネガティブな自動思考】に対抗する『リフレーミング』した『正の注目』で『トランス療法反論法』のセルフトークを作り、記入する
③各『正の注目』をおこなう複数の自分に、以上のセルトークを踏まえ、【ネガティブな自動思考】を『無視』するセルフトークを作り、記入する

 

3.『並行注目・多重反論法』の『計画』の『実行』

上記の『計画』した内容に従い、『実行』していき、『実行記録表』に記録していきます。

 

4.『並行注目・多重反論法』の『計画』の『実行』を『評価』・『分析』

『並行注目・多重反論法』の『計画』の『実行』について、『反省点』を探し、『改善方法の検討』をおこないます。

 

5.『並行注目・多重反論法』を『再計画』

以上までで、十分な『効果』(【ネガティブな気分・感情】の低下)が得られていなければ、再度、改良した.『並行注目・多重反論法』の『計画』を立て、最初の段階に戻り、繰り返しおこなっていきます。

 

札幌『カウンセリング こころの相談所』のご案内

まず、皆様に伝えたいことは、皆様が今この瞬間に感じている世界や自分の性格、価値観などは、決して自分の全てではないということです。
・・・と言葉だけでお伝えしても、おそらくピンとこないと思います。
人間は誰もが多重人格みたいなものであり、ご自身の中にはいろいろな『人格』が存在し、『無意識』がこの『人格』を上手に切り替える『モード切替』をおこなっているのです。
もし、この『モード切替』が上手におこなわれない状態であったら、『無意識のプログラム』を書き換えていく必要があります。
札幌『カウンセリング こころの相談所』心理カウンセラーは、この『モード切替』が上手におこなわれるように【行動療法】を中心にカウンセリングをしていき、ご自身の世界は決して一つではないことを『感覚』で実感できるように進めていきます。

 

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