NO215.集団規範による個人への影響

NO215.集団規範による個人への影響

札幌市 カウンセリングルーム こころの相談所

 

集団が発達するにつれ、メンバーの行動は『斉一化』され、集団の『規範』が形成され、『凝集性』が高まるようになります
凝集性』については前回説明しているので、今回、『斉一化』と『規範』について説明します。

斉一化
集団が形成された当初は、各メンバーは異なった考え方や態度・行動をとっているわけですが、メンバーが相互に関わり合っていくうちに、類似した考え方や態度・行動を取るようになります。
このことを行動の『斉一化』と言います。

規範
斉一化されてくると、集団からメンバーに期待する行動様式である『集団規範』が明確になってきます。
この『規範』とは、公式な文書や規則のような明文化されたものというよりも、メンバー間における『暗黙のルール』を指します。
集団規範』は、行動や判断をするための枠組みであり、その集団においてメンバーがしなければならないことや、してはいけないことの基準になるものです。
職場集団における規範の例としては、仕事の進め方、休暇の取り方、会議の進め方、仕事の報告の仕方、服装のあり方など、その職場固有の規範が存在します。

規範』を意識することは難しいことです。
ある職場に長く所属していると、その職場集団の規範は当然のことと感じられるようになり、通常は、あまり意識せずに従っているのです。
それだけ、『集団規範』はメンバーに強く影響を与えていると言えます。

 

 

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