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札幌 カウンセリング こころの相談所のブログのページです。札幌 カウンセリング こころの相談所は、豊富な心理カウンセリングサービスで北海道だけではなく、金澤、富山、福井などの北陸地方でも悩み相談や心の相談を受け付けています。今回は、人間関係でもめてしまった時の対処法というテーマでお話します。人間関係が苦しいと思うことがあるかと思います。今回の【心理カウンセリングと心理学】のブログは、人間関係が苦しいと思った時の4つの対処法について、札幌『カウンセリング こころの相談所』心理カウンセラーがお話させて頂きたいと思います。

NO165.人間関係でもめてしまった時の対処法

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人は、人生の中で多少なりとも人間関係の悩みはあるものです。

 

どのような人でも、好きな人、普通の人、嫌いな人が、2:6:2、または、2:7:1といった割合で存在します。

 

嫌いな人は10%か20%は必ずいるのです。

 

人間関係で苦しいと思った時の対処法には、以下の4つがあります。

 

人間関係で苦しいと思った時の対処法

①重大な問題か些細な問題かに分けて捉える
②事実と意見を分けて捉える
③「最悪の事態はまずない」と開き直る
④怒りの感情をコントロールする

 

それでは、以下に人間関係で苦しいと思った時の4つの対処法について説明します。

 

①『重大な問題』か『些細な問題』かに分けて捉える

『重大な問題』生きていく上で必要不可欠な問題
(生命、財産、身体に害を及ぼす要因など)
『些細な問題』生きる上でどうでもいいこと

 

些細な問題は世の中に多い問題であり、複雑であるため、悩み出すと深みにはまっていってしまいます。
また、些細な問題で怒り、それを表したり、それに対し何か行動すると争いが生まれ、争いはどんどん大きくなっていってしまいます。

 

②『事実』と『意見』を分けて捉える

『事実』と相手個人の『意見』を分けて捉える習慣をつけましょう。

 

以下の例で、『事実』と相手個人の『意見』を分けて考えてみましょう。

 

(例)

「あなたは最低な人ね。私はずっと待っていたのに飲み会に参加するなんて。どうせ私より仕事の方が大切なんでしょ。がっかりしたわ!」
  • 『客観的事実』は、「私は待っていた」、「相手は飲み会に参加した」ということだけ
  • 「私より仕事の方が大切」というのは『事実』ではなく、主観的な推測による『意見』
  • 「最低」、「がっかりした」も『主観的な意見』

 

とにかく、冷静に、落ち着いて、感情的にならずに、自分や相手の中にあるものを『事実』と『意見』に分けることが大事!!

 

③「最悪な事態はまずない」と開き直る

人間は何か問題があり、考え出してしまうと、考えが複雑に枝分かれしたり、どんどん細かく考えて、深みにはまってしまうことがよくあると思います。

 

例えば・・・

  • 「昨日のプレゼン、あれでよかったのかな?」
  • 「課長は何も言ってなかったけど、あそこの部分、つめが甘かったかもしれない・・・」
  • 「そういえば、2年前のプレゼン、大失敗して、課長にすごく怒られたな・・・」
  • 「また今回もそうなるのか・・・」
  • 「もう憂鬱な気分になってきた」

 

以上のような例は、ほとんどが、ただの『妄想』であり、『現実』に起きていないことです。

 

『妄想』は『妄想』にしかすぎません。

 

このような時は、『もっと大きな事態』で考えて、
どっちにしても、死ぬことはない!!
そのように考えましょう!!

 

④怒りの感情をコントロールする

 

些細な問題に対しては、相手の怒りに引っ張られず、冷静に対応する

相手に怒りをぶつけられると、思わずこちらも怒りで応戦したくなると思います。
そのようなときは、一呼吸してこう捉えましょう。

  • 攻撃的に怒りをぶつける人は、何かを恐れている臆病者です。
  • その恐れを表明する手段として怒りを使っているのです。

 

あなたが、怒りを返せば、相手はますます恐れを強め、あなたに反撃してきます。
そのような時は、こう対処しましょう。

  • 心理的、物理的に距離を置いて、冷静に対応する

 

あなた自身が怒りの感情を抱いてしまった時

「本当はどうしたいの?」「それよりも得することは何?」という『目的』『建設的な欲求』『注目』する

 

人は怒った時、その感情をみさかいなくぶつけることが多いものです。

 

そして、その結果、争いに発展してしまいます。

 

怒りの感情が湧いた時は、「本当はどうしたいのか?」、「それよりも得することは何?」という『目的』に『注目』を切り替えることにより、冷静になり、論理的、客観的に考えることができるようになり、【建設的な行動】ができるようになります。

 

以上、今回の【心理カウンセリングと心理学】のブログでした。

 

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