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札幌 カウンセリング こころの相談所のブログのページです。札幌 カウンセリング こころの相談所は、豊富な心理カウンセリングサービスで北海道だけではなく、広島、岡山、鳥取、松江、山口などの中国地方でも悩み相談や心の相談を受け付けています。今回は、『勇気づけ』の言葉かけ(実践編②)というテーマでお話します。今回の【心理カウンセリングと心理学】のブログは、前回の【心理カウンセリングと心理学】のブログに引き続き、勇気づけの言葉かけをどのように実践していくかについてお話していきます。

NO128.『勇気づけ』の言葉かけ(実践編②)

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今回の【心理カウンセリングと心理学】のブログは、前回に引き続き『勇気づけ』の言葉かけ(実践編②)をテーマにやっていきたいと思います。

事例を元に相手に対して、どういう言葉かけが『勇気づけ』になるのか、実際に考えていきましょう。

  • ×:悪い例
  • 〇:良い例
  • ★:ポイント

例3.部下が時間内に仕事を終えていなかった時

  • ×:遅いわね。あなた、ダメだわ。
  • 〇:どうやったら、仕事を時間内に終えられるか私と一緒に考えましょう。
  • ★:×の対応では、仕事が遅くなってしまった理由なども聞かず、『人格否定』、『レッテル貼り』をして、最悪な対応です。
    〇では、相手の事情を聞く姿勢を見せ、チームとして対応しようとしているので、相手は『共同体感覚』を得ることができ、『相互信頼関係』ができるので、相手は自分に「どうやったら仕事が早くできるか」などを自発的に聞いてくるでしょう。

例4.同僚があまりやっていなかった仕事を気を利かせてやっていた時

  • ×:その仕事やってくれる時もあるんだ。これからも、やってほしいけどね。
  • 〇:ありがとううれしい。
  • ★:×は、まず最初に嫌味ととれることを言って、「これからもやってほしい」と言っています。
    これでは、今がマイナス点で、頑張った所で0点という印象を与え、やる気がなくなります。
    そして、この言い方だと、相手はその人の機嫌をとって仕事しなければいけないのかと思い、遠ざけるようになり、『相互信頼関係』、『共同関係』は生まれません。

 

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