NO227.『コミュニケーション』の分類-『優位感覚』による分類①-札幌カウンセリングこころの相談所 ブログ
今回の【心理カウンセリングと心理学】のブログは、『コミュニケーション』の分類-『優位感覚』による分類①というテーマについて札幌『カウンセリング こころの相談所』がお話します。

NO227.『コミュニケーション』の分類-『優位感覚』による分類①

札幌 カウンセリング こころの相談所 ブログNO227

 

今回の【心理カウンセリングと心理学】のブログは、『優位感覚』について、お話したいと思います。

 

『優位感覚』

人間には、視覚、聴覚、触覚(身体感覚)、嗅覚、味覚と5つの感覚、『五感』があります。

 

実は、人間には、それぞれ優位な感覚があります。

 

それを『優位感覚』と言い、視覚(V)聴覚(A)は、そのままで、身体感覚(K)には嗅覚、味覚を含めることができ、それぞれの英語の頭文字をとって、VAKの『優位感覚』があります。

 

人間のコミュニケーションにおいても、この『優位感覚』が合う、合わないにより、コミュニケーションが良好だったり、あまり良くなかったりします。

 

自分自身が良好なコミュニケーションをする場合は、相手の『優位感覚』を読み解き相手の『優位感覚』に合った表現をすると良いでしょう。

 

それらの方法については、以下でご説明いたします。

 

相手の『優位感覚』を読み解く①

それでは、相手の『優位感覚』をどのように読み解けばいいのでしょうか?

 

人間は、コミュニケーションをする時や何かをする時、『五感』でイメージしながらコミュニケーションや行動をします。

 

つまり、『五感』でイメージされるものを『言葉』や『声の表現』、『身体』で表現するのです。

 

『優位感覚』でイメージされるものは、よく『言葉の表現』『声』『身体の動きの表現(ボディーランゲージ)』などに現れるのです。

 

その言葉の表現方法をよく聞き声の調子などをよく聴き身体の動きをよく観察することで相手の『優位感覚』を読み解くことが出来ます

 

『言語情報』と『ボディーランゲージ』などから相手の『優位感覚』や『特性』を読み解く

視覚優位
特性・・・よくイメージで物事を考える

明るさ、色、大きさ、形、動き、距離、位置、アソシエート(主観視)とデソシエート(客観視)など

 

聴覚優位
特性・・・よく理論で物事を考える

音量の大きさ、音程の高さ、音質、速さ、音楽、リズム、音源の位置など

 

身体感覚優位
特性・・・心身に意識を向け、感情などを元に考える

重さ、硬さ、質感、印象、温度、湿度、感情、身体の状態、感情、身体を触る、におい、味など

  • 『優位感覚』は、時や場合などにより、よく変化するもので、固定的なものではありません
  • 『優位感覚』だけを使っている訳ではなく、いろいろな『五感』を使っています

よって・・・

『言語情報』のやりとりだけではなく、多様な『五感』の表現を盛り込み、多様な『五感情報』も与えることで、間もできて情報処理しやすくなり、イメージしやすく、【相互補完】、【相互修正】の働きで『誤解』も少なく、コミュニケーションができる

  • 『言語情報』だけだと、スピードが速くなり、相手が情報を処理しきれない
  • 『言語情報』だけで、『五感情報』がないと、相手は無機質な感じがし、発信者の感情や思いなどが感じ取りにくい
  • 『言語情報』だけで、『五感情報』がないと、イメージが伝わりにくく、印象に残らない(イメージは印象に残りやすい)

 

札幌『カウンセリング こころの相談所』のアドバイス

※練習をしないとうまく使いこなせないと思いますので、是非、練習をしてみてください!!

 

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