NO224.アサーションコミュニケーション-札幌カウンセリングこころの相談所 心理カウンセリングと心理学 ブログ
今回の【心理カウンセリングと心理学】のブログは、『アサーション』な『コミュニケーション』とはというテーマについて札幌『カウンセリング こころの相談所』がお話します。

NO224.『アサーション』な『コミュニケーション』とは

札幌 カウンセリング こころの相談所 ブログNO224

 

『アサーション』な『コミュニケーション』とは、自分の気持ちと考えを大切にしますが、それと同時に相手の気持ちと考えも尊重しながら、コミュニケーションをしようとするので、『自他尊重のコミュニケーション』と呼ばれています。

 

今回は、『アサーション』な『コミュニケーション』について札幌『カウンセリング こころの相談所』がお話します。

 

1.『アサーション』の意味

『アサーション』は、直訳だと『主張』、『断言』という意味になりますが、心理学的には、『自他尊重の自己表現』という意味になります。
なので、「話す」と「聴く」の『相互交流』、「話す」と「聴く」の『相互作用』も含まれます。
お互いに理解し合うためには、『話し合う』、つまり、『お互いに話し合いやすい雰囲気を作り、意見を言い合う』というのは、とても大切なことです。

 

ですが、実は、『話し合い』よりも『聴き合い』の方が『良好な人間関係を構築』できるのです。
ここで注意して見てもらいたいのが、『聴』という字です。
『聴』という字は、『耳』と『目』と『心』という字で構成されています。
つまり、『聴く』というのは、『耳で相手の言葉をよく聞き』、『目で相手の様子や反応を良く見て』、『心で相手の心情を想像し、心で相手の心情を察して』、『相手のことを思い聴くこと』や『相手のことを思い優しく聴き出すこと』をいいます。
その行動は、『相手への好意の配慮』です。
そうすれば、相手も『あなたへの好意の配慮』をしてくれるでしょう。
少なくても、あなたのその行動に対し、悪意のある言動をすることはないでしょう。
『アサーション』は、あなたの『安心と安全の欲求』を満たしてくれるものなのです。
それだけではなく、『アサーション』は、相手の『安心と安全の欲求』を満たします。
ただ、『アサーション』をおこなっていくには、強い『怒り』などの【ネガティブな感情】に支配されず、あなたの【気分・感情】が落ち着いている必要があります。

 

どうしても、『尊敬』や『信頼』できない相手と無理に関係を深める必要はありません。
ただ、『尊敬』や『信頼』できる相手に強い『怒り』などの【ネガティブな感情】を向けた言動をしてはいけません。
今現在が『安心・安全』であることをしっかり把握し、強い『怒り』などの【ネガティブな感情】が出ないようにする術を身に付ける必要があります。

 

『アサーション』が目指す『目標』は、アドラー心理学でいう『相互尊敬・相互信頼』の関係です。
一方的に話すことでは、あなたの中にあるものは変わりません。
ただ、『お互いに聴き合うこと』は、あなたの中にあるものが増えたり、あなたの中にあるものが刺激を受けて発展する可能性があります。
つまり、『アサーション』は、人のためではなく、社会のためではなく、自分自身をより良くするためのものなのです。
『アサーション』をおこなっていくと、アドラー心理学でいう『共同体感覚』がだんだんと身についてくるでしょう。
『共同体感覚』は、一言では説明しきれないのですが、『あなたがいるから、私がいる』という『感覚』です。
『共同体感覚』は、人間社会で追及していくべき永遠のテーマです。

 

2.意見が違う相手にも、自主的な発言を推奨するのが『アサーション』

『アサーション』ができている状態のことを『アサーティブ』と言います。
『攻撃的』な自己表現と『アサーション』の明確な違いは、相手にもアサーティブに発言できるようにすることです。
一言で、『アサーティブ』と言っても、幅広いレベルのものがあります。

 

例えば、『相手が話をしてきたことを聴くこと』から、『相手が意見を言えるように聴き出すこと』、もっと言うと、『多くの人が自由に意見を言いやすい環境づくりをする』など、幅広いレベルの『アサーティブ』があります。
ただ、『アサーティブ』をおこなっていき、相手が意見を言ってくるようになると、乗り越えるべき問題が現れてきます。
それは、お互いの意見が違うことによる葛藤です。
その場合、『お互いに納得がいくように話し合いを重ねられる術』と『アサーティブに会話を継続することが出来る【気分・感情】のコントロール能力』が必要になります。

 

場合によっては、お互いにゆずったり、ゆずってもらったりすることも必要になってくるでしょう。
どうしてもゆずれない部分がある場合、ゆずっても大丈夫な部分はゆずって、どうしてもゆずれない部分をゆずってもらうことも有効な手段の1つでしょう。
もしかしたら、どうしてもゆずれない部分をゆずるよう要求される場合もあるかもしれません。

 

その場合は、細分化をおこない、ゆずれない部分の中で、ゆずれない部分とゆずれる部分を分けてみることを、感情的になって『攻撃的』な自己表現にならず、冷静に考えてみましょう。
感情的になり、冷静さを失うと、適切な思考もできなくなってしまいます。
『怒り』の【感情】を使わなくてもいいように、『許容範囲』を広げていくことも常日頃意識しましょう。

 

3.『アサーション』には、『相乗効果(シナジー)』を生み出す効果がある

『アサーション』により、他者の意見を聴くことは、『気づきの幅』を広げていきます。
『気づきの幅』が広がってくると、『問題を回避』できる可能性が高くなっていきます。
それは、『気づく力』が付くということです。

 

『気づく力』が付くと、『思考』や『気分・感情』の『感じる力』も幅広くなり、強化されていきます。
そうすると、『行動する力』も幅広く、強化されたものになって、より『アサーティブ』な行動ができるようになり、『問題を解決する』ことができるようになってきます。

 

そうしましたら、周りの人達も『アサーション』により、自分の意見を主張でき、他者の意見を聴くことができるようにしましょう。

 

そうすると、周りの人達も自分のように『アサーティブ』になり、『気づく力』、『感じる力』、『行動する力』が付いてきます。

 

そうなると、お互いに力をつけた状態で『協同的行動』がおこなわれるようになり、新しいもの創造していくことができ、『相乗効果(シナジー)』が現れるようになります。

 

以上、今回の【心理カウンセリングと心理学】のブログでした。

 

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