今回の【心理カウンセリングと心理学のブログ】は、『セルフトランス療法』をおこなうというテーマでお話したいと思います。
以下に『セルフトランス療法』の手順を示します。
『セルフトランス療法』の手順
1.自分の『ネガティブ連鎖』を洗い出し、記入する
自分が頻繁におこない、最も問題のある『ネガティブ連鎖』から洗い出し、記入する。
2.『セルフトランス療法』の原稿を作る
自分の『ネガティブ連鎖』に対抗する『ポジティブ連鎖』で構成された原稿を作る
- 人間は文章より言葉が出てきた時点で『無意識』に影響を受けるため、『ネガティブ要素』の言葉はできるだけ入れないようにする
- 図を参照し、できる限り【全ての要素】を【言語】に盛り込む
- 多様な声のトーンで『インパクト』を与える
- 『形容詞』を多く盛り込む
- 『接続詞』を多く盛り込み、文章と文章につながりがあることを『強調』する
- 回りくどい表現方法を使う
3.『セルフトランス療法』の原稿を言葉に出し、録音する
ゆっくりと、優しい口調で、アクセントをつけて、言葉を録音する。
4.毎日、寝る前に『セルフトランス療法』の言葉を聴く
いつ聞いてもOKですが、人間は睡眠する時に『無意識』が優位になります。
なので、寝る前に『セルフトランス療法』の言葉を聴くのが、一番効果的です。
札幌『カウンセリング こころの相談所』心理カウンセラーからのご案内
人の心は『意識』だけによって創られるものではありません。
起きている間の『意識的』な【行動】だけで心は創られる訳ではないということです。
人の心の構造を創り変えていく上で、『無意識』も含めて考えていくことが大事であると、札幌『カウンセリング こころの相談所』心理カウンセラーは考えております。
その『無意識』が優位になる時間が、睡眠している時間なのです。
その睡眠している間に『無意識』は活動し、脳の情報を整理して、心をバランスよく構成していくのです。
つまり、心が変化していくには、どうしても時間が必要なのです。
よって、札幌『カウンセリング こころの相談所』心理カウンセラーは、決して焦らず、次の段階にカウンセリングを進めることができる『タイミング』が来た時に、次のカウンセリングをおこなっていきます。